TOP製品情報粘着剤加飾フィルム用粘着剤

粘着剤

加飾フィルム用粘着剤 SKダイン

綜研化学の加飾フィルム用粘着剤は、塩ビなどの可塑剤を含むフィルム・被着体にも好適で、ガソリンが付着する場所にも使用可能です。

また、ノントルエンのためVOC対策用途として、自動車用加飾フィルムなどに向いています。

弊社汎用品:粘着剤に可塑剤が移行し、糊残りが発生→1310DT:糊残り無し

「糊残りなし」の理由

可塑剤のブリードをブロックし、テープの変質を防ぎます。

通常の粘着剤では、可塑剤が粘着層に移行し、糊残りが発生します。

1310DTは、可塑剤が移行しにくい/移行しても物性を損なわない設計のため、糊残りが発生しません。

糊残りがないため、古くなったり傷ついた加飾フィルムを剥がせば、洗浄に手間をかけず新しい加飾フィルムを貼ることができます。

弊社汎用品、1310DT 仕様

弊社汎用品は、加熱耐久後に可塑剤が粘着層に移行し、粘着力が増大・凝集力が低下しました。

一方1310DTは、耐可塑剤性に優れるため、粘着力・凝集力がほぼ変化せず、長期間経過しても不具合が発生しません。

剥がしたい場合も、糊残りがないため、洗浄の手間がかかりません。

綜研化学の加飾フィルム用粘着剤の特徴

1.耐可塑剤性に優れ、粘着性能が低下しない

耐可塑剤性に優れるため、粘着力・凝集力がほぼ変化せず、長期間経過しても不具合が発生しません。剥がしたい場合も、糊残りがないため、洗浄の手間がかかりません。

2.耐ガソリン性を有しているため、自動車用途に最適

汎用品ではガソリンに浸かると粘着層に浸透し性能が低下しますが、1310DTはガソリンの浸透を防ぐため、性能が低下しません。

3.ノントルエンでVOC対策

ノントルエンのため大気を汚染しません。

主な用途

1.加飾フィルム
2.カーラッピング

など様々な分野で活用されています。

自動車用:ペイントプロテクションフィルム、ウインドウフィルム、マーキングフィルム
自動車以外:封止フィルム、化粧フィルム、デザインフィルム

自動車内外装における加飾フィルムの利用

(機能・性能別)加飾フィルム用粘着剤の一覧(SKダイン

SKダイン1701DT:オレフィン系の材質にも良好な粘着力を示します。
SKダイン開発品CP:オレフィン系の材質にも良好な粘着力を示し、低タックです。
SKダイン1310DT:耐可塑剤性が高く、塩ビフィルムに好適です。
SKダイン1838DTGB:耐熱、耐湿熱性に優れています。
SKダイン1338DTGB:貼り付け長期間経過後も糊残りがなく容易に剥がせます(再剥離性)

以上が加飾フィルムに適している粘着剤の品番になります。

極性被着体にのみ強粘着力/オレフィンにも強粘着力 糊残りがない、ベタ付きがない(低タック) 1338DTGB, 1838DTGB, 1310DT, 開発品CP, 1701DT

品番名 タック
(べた付き)
耐熱クリープ
(定荷重剥離)
オレフィン
接着
耐熱耐久性 その他特徴
1701DT 素材全般、特にオレフィンに高耐久性
開発品CP 素材全般、特にオレフィンに高耐久性・低タック
1310DT × 耐可塑剤性・低温貼り付け性良好
1838DTGB × 経時or加熱で粘着力増
1338DTGB 極低 × 貼合時作業性良好
粘着剤 固形分(%) 粘度(Pa・s) 溶剤種
1701DT 29-31 2-7 酢酸エチル
開発品CP 18-20 1-5 酢酸エチル・MCH
1310DT 34-36 6-11 酢酸エチル
1838DTGB 20-22 3-7 酢酸エチル・酢酸メチル・MEK
1338DTGB 39-41 2-6 酢酸エチル・酢酸メチル・MCH

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