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代表取締役社長 逢坂 紀行 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、ここに、当社第72期第2四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)の、当社グループの事業概況をご報告申し上げます。

 上期の経済情勢は、米中貿易摩擦の長期化・深刻化による中国の景気減速や、中東情勢の緊迫化に伴う地政学リスクの高まりなどから、世界経済の減速傾向が顕著になり、国内においても輸出や生産活動が低迷するなど、先行き不透明かつ厳しい状況にありました。
 このような状況のもと、当社グループは、アジア地域での事業規模拡大と収益性向上、革新的な材料・技術開発による事業領域の拡大を果たすために、中国市場での大型液晶ディスプレイ関連分野の需要拡大に応じた生産能力増強や市場・顧客ニーズを先取りした製品開発・提案力の強化による既存事業の収益基盤の強化、高付加価値製品領域へのリソースシフトやグループ全体での販売・開発・生産体制の最適化等による事業構造改革の推進、技術革新が進む自動車・ヘルスケア分野等での他社協業など自前主義からの脱却による新たな事業領域の創出に取り組んでおります。
 業績につきましては、中国の景気減速や液晶ディスプレイ関連の需要低迷の影響を受けてケミカルズの販売が減少したことなどにより、売上高は前年同期を下回りました。利益につきましても、原料価格や経費の低減に努めたものの、販売減による減益をカバーするには至らず、人民元安に伴う為替差損を計上したこともあり、前年同期を下回りました。

 通期の業績見通しにつきましては、米中貿易摩擦の長期化の影響などからケミカルズの需要回復が見通し難い状況にあることや、国内設備投資の慎重姿勢が強まるなかで装置システムの受注環境の悪化が見込まれること、人民元安による中国子会社業績の為替換算額の減少が見込まれることなどから2019年5月15日に公表した連結および個別の業績予想を下方修正しております。
 当期を最終年度とする中期経営計画(New Value-2019)で掲げた数値目標につきましては、液晶ディプレイ関連市場の受給調整や原料価格・為替相場変動の影響を受けて、大幅に目標を下回る見通しではありますが、基本方針・戦略に変更はなく、中国を中心としたアジア地域における各事業分野での市場シェア拡大を追及するとともに、新たな製品・サービスの創出や新たな海外事業展開などによる事業領域拡大への取り組みを加速し、収益基盤の強化と成長路線の確立を果たしてまいります。
 今後も皆さまのより一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 逢坂 紀行

商品ユニット別売上高の状況

商品ユニット別の状況