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代表取締役社長 逢坂 紀行 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、ここに、当社第71期第2四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年9月30日まで)の、当社グループの事業概況をご報告申し上げます。

 上期の経済情勢は、国内では天候不順や自然災害が個人消費の下押し要因となったものの、堅調な企業収益や設備投資などを背景に景気の緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、中国やアジア新興国では景気減速の兆しがみられ、米中貿易摩擦の激化や地政学リスクの高まり、原油価格高騰による景気への影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況にありました。
 このような事業環境のもと、当社グループは、中国市場における液晶ディスプレイ関連分野を軸とした既存事業のシェア拡大と東南アジア・南アジア地域での新規市場開拓による事業規模の拡大、グループ生産供給体制の最適化と高付加価値製品の開発・展開による収益性の向上、ナノインプリント事業と加工製品事業の統合による新規事業の成長モデルの探索・構築、技術革新が進む自動車・ヘルスケア分野等での新製品・サービス創出のための研究開発体制の強化に取り組んでおります。
 業績につきましては、中国市場を中心に粘着剤関連製品をはじめとするケミカルズの販売が増加したことなどにより、売上高は前年同期を上回りましたが、利益につきましては、原材料価格上昇の影響を大きく受けて、前年同期を下回りました。

 通期の業績見通しにつきましては、加工製品などでの新規案件の立ち上げに遅れがあるものの、液晶ディスプレイ関連分野をはじめとする粘着剤製品の販売が期初の予想を上回ることが見込まれることや、堅調な国内設備投資を背景に装置システムの受注が想定を上回る水準にあることなどから、平成31年3月期通期の連結および個別業績予想を据え置いております。
 今後につきましては、さらなる需要の拡大が見込まれる中国市場での粘着剤製品のシェア拡大を図るため、綜研高新材料(南京)有限公司の生産能力増強を急ぐとともに、国内でのニーズ対応力強化およびグループの最適生産体制を構築するため、浜岡事業所の生産能力増強、合理化を進めてまいります。また、環境変化に強い収益構造への変革に向けて、自動車やヘルスケアなど成長期待分野への本格参入に向けた取り組みを加速してまいります。
 今後も皆さまのより一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 逢坂 紀行

商品ユニット別売上高の状況

商品ユニット別の状況